ここのところ泣いてばかりでした。
映画館で泣いたり、尊敬する人の心に少しだけ触れることができてしんみりと泣いたり。
そして・・・
仲良しだと思っている人からツイッターをブロックされて。
2日間泣き続けました
なぜブロックされたのか心当たりがなくて、ずっと考えていました。
ブロックされる2時間前までDMで私を褒めてくれたり、お花の画像を送ってくれたり、無理せずに休むように体調を気遣ってくれたりしたのに。
すごく柔らかくて優しい人なのに。
とても繊細な詩を書く人なのに。
そんな人になぜブロックという行動をさせてしまったのか。
ずっと自己嫌悪でした。
世の中の人すべてに好かれてると思って生きてますもんね
・・・
ブロックなんて、軽い気持ちでするものじゃないでしょうから。
コンビニにジュースを買いに行って、あ、ついでにレジ横のチロルチョコを買おう、くらいの気持ちではなくて、
コンビニにジュースを買いに行ったのに、ついでにハーゲンダッツのアイスを2個とファミチキも一緒に買っちゃうくらいの気持ちでしょうから。
?
そのあと、アイスもファミチキも全部おなじ袋に入れられて「アイスが溶けちゃう」「ファミチキが冷たくなっちゃう」と思いながら帰らなくちゃいけなくなるでしょうし….。
ユウさんあるあるですね
私は、無自覚に優しい人を傷つけたのかもしれないのですよ!!
ハーゲンダッツを2個も買わせてしまったのかもしれないのですよ!!涙
たとえが独特で…あんまり伝わらない・・
ほんとに申し訳ないです…
泣きながら、申し訳ない気持ちをポエムにして固定ツイートにしました。
・・・黒歴史確定ですね
うわあ・・・
石を背中越しに投げるって….
ギリシャ神話の大洪水で生き残った2人が新しい人間を誕生させるためにやった儀式じゃないですか!?
なに人類を誕生させようとしてるんですか。
泣きながら思い出したのは小学生の自分のこと
朝の布団の中でめそめそ泣きながら、小学校2年生の時に担任の先生に言われたことを思い出していました。
教室で友達にちょっかいを出して喧嘩になり、友達が泣いてしまったので、担任の先生に手を引かれながら廊下の突き当りの階段まで連れて行かれ
「なんで喧嘩になったのか?」
と問われた私は、おそらく
「仲良くなりたかったから」
と答えたように思います。
すると先生は困ったような顔をして
「あなたは友達を作るのに向いていないから、もう友達を作るのをやめなさい。あなたが友達になると友達が傷付いてしまう」
と激しく、丁寧に私を諭しました。
ショックで何も言えなくなった私に、先生は
「友達を作ったら駄目だからね?分かった?」
と念押しをして、私はうん、と頷きました。
小学生のユウさんはどんなちょっかいを出したんですか?
たぶん、友達の机の上で踊りまくったと思います!
・・・たしかに向いてないかもですね
問題と問題が交差していく
先生と「友達を作らない」と約束してから十数年、私は家の近所の食品工場に就職しました。必要最低限の人と必要最低限の話だけをして、製造している食品の味と品質、製造スケジュールを守りながら暮らしていこうと思っていました。
毎日真面目に工場勤務をしていたので、1年ほどで製造二課の課長の昇進のお話をいただきましたが、ほんとは人と触れ合いたかった。ずっと人が恋しかった。
思い切って工場長に相談すると
「若いうちは好きなことをやりなさい」
と言ってもらい、工場に辞表を出し接客・販売業界へ飛び込むことになります。
そこからは(私の人生の中では)無双状態でした。
友達を作るのは抵抗があっても、お店の制服を着ている間は”販売員”としてお客様と仲良くなれますから、常連さんをたくさん作り、たくさんの商品を提案し、関連販売商品や強化商品などの売上はもちろん、企業のカードの勧誘数も店舗で一番、全国的にも上位に入るようになっていきました。
販売員としてなら、みんなに好かれてもいいですからね!!
でも、相変わらずプライベートの友達付き合いには抵抗がありました。
どんなに仲良くなったお客様でもニコニコしていられるのは店舗の中だけでした。他の販売員仲間がやっているようにお客様と釣りやゴルフ、お酒に付き合うことも個人の携帯番号やメールを交換することも一切しませんでした。
”彼女を作ってはいけない”との約束はしてないので、お付き合いしている方はずっといましたが、大人になってからも階段の前の先生の顔がなんとなく蘇り、友達を作ることに罪悪感を感じていました。
わたしは約束を守る真面目な人間なんです!
良い言葉なのに、アピールになってない気がするなあ・・・
同級生とお酒を飲んだ帰り道、解散した後もすごく楽しくて”友達っていいなー”なんて思っている自分に気がつくと、その場で携帯電話を地面に投げつけ破壊、翌日新しい電話番号で再契約し、突然音信不通になったことも2度あります・・・
・ ・ ・
あっっ!!
!?
そうだったのか!!
きっとあの人も私とおんなじ約束をさせられた人だったのかもしれません!!
!?
私と同じで”自分と仲良くなる人を傷付けてしまう”特殊能力の持ち主なのかもしれません!!
気にしなくていいのに!!
そんな能力なんてないのに!!
え!!
あれだけ約束を守ってたのに!!
ないんですか!!??
ないよ!
そんなの嘘だよ!あの時の先生には間違っていなかった部分と間違っていた部分があります。
間違ってなかったのは、そういう約束を私にさせたこと。
そのおかげで、いま、健やかに生きてられるのかもしれませんし。
間違ってたのは、友達を作ってはいけない人間なんかいないってこと!
「友達を作ってはいけない人」がいないのなら、約束は無効ですよね!
どんなに仲良しでも、人の考えなんて全部は同じになれなくて、熱い水と冷たい水が混ざりあって同じ温度になったり、熱い空気と冷たい空気が出会って台風のような強い風を生み出したりしながら共にたくさんの経験をしていくものだと思います。
向き合うのか逃げるのかはその時考えれば良いものなんだから、最初からダメ、ってのはもったいないですし、挑戦する権利は誰しも持っているものだと思いますし。
こういう話をすると「ひどい先生でしたね」って言われそうですけど、
先生をうらんではいません!!!
優しくて大好きな先生でしたし、子供ながらに繊細な先生の心を感じて心配してたりしました。
それに、
過去は変えられると思っています。
過ぎ去ったことは自分の良いように書き換えて、楽しい思い出を詰め込んで良いと思っています。
ちょっと過去に行って、先生を抱きしめてきます!
ちょっと!
なんか話が変わってきたから!!
とりあえず行かないでください!!
めそめそしながらも自分と問題の距離感に気がつく
仲良しさんからの突然のブロックにめそめそしながらも、自分がこの問題とどう切り離れるべきか、どう繋がっているべきかを考えました。
たいていの人は「気にしなくてもいいよ」と言ってくれますが、気にしないようにしようとしても、嫌な思いをさせてしまったのなら謝りたい、なにか誤解をしているのならば訂正したい、という思いはなかなか拭い去れませんでした。
自分の胸にフラフープの端が刺さっていて、その輪っかの遠くにその問題が離れているだけ、というような自分の感覚に気が付きました。
離れても忘れても、どこか見えない輪っかでその問題と繋がっていると思っていて、自分は胸に刺さったそのフラフープを切り離すことが出来ない人間なんだなと気が付くことができました。
問題とお別れできない自分。良くも悪くもそれが自分の考え方なんだなと気が付きました。ブロックしてくれたあなたのおかげで、問題と自分の距離感が分かったような気がしました。
そして、今しなければいけないことは、何もしないでいること。
”出来ることは何もない”と諦めること。
あなたにブロックされなかったら、こんなにたくさん考えなかった。
こう思えたのは、ブロックをしたのが他でもないあなただったからです。
そのおかげで、また強く、優しくなれた気がします。
ほんとうにありがとう。
って言うと思ったか!!
! ! ! ?
ねえ!
「何も出来ることはないと諦める」ことに気がついたと言いながらブログを書いちゃいました。
本当にごめんなさい。
あなたは私の事をいつも褒めてくれてたけれど、私もあなたのことを目標にしていました。
どんな気持ちにさせてしまったのかは分かりませんが、私はまだまだ未熟で至らない点も多い人間です。
今後もこの胸の痛みを忘れることなく、自分らしく、たくさんの人を心から笑わかすことのできるように、この道を突き進んでいこうと思います。
もし気が変わったらいつでも連絡してくださいね。
その瞬間、たぶん全部、忘れてますから。
あ。
歌を作ったんスよ。
歌を作ってネットにあげたんスよ。
バチバチにすべりました!!
ちょっとそのことだけ愚痴らせて下さいね!!
友達・・・やっぱ向いてないかも….
P.S. ツイッターのコメントやDMで励ましてくれた方々に深く感謝します。
みなさまのおかげで今日も元気にふざけてられます!!
この物語はフィクションかもしれませぬ。実在の人物や団体などとは関係ありませぬ。