タロットカードでYES・NOを占う
こんにちは!
タロットカードで占いをする時に様々なスプレッドを使うと思いますが、皆さまは普段YES・NOを占う時はどのようなスプレッドを使っていますでしょうか?
一般的には、カードの意味を考慮しYES・たぶん・NOという解釈でリーディングする方法を取ることが多いと思いますし、簡単な質問であれば正位置ならYES、逆位置ならNOと解釈する単純なスプレッドを使うことも多いのかなと思います。
☆簡単なYES・NO・たぶんの見分け方
タロットカードYES・NOの意味一覧表はこちらの記事でご紹介しています
ある日、いつものようにグーグル翻訳を使いながら海外のタロットカードの解説サイトを読んでいた時に気になる記事を見つけました。
そのサイトではYES・NOをタロットカードで占う時に
ワンドとソードはNO、
カップとペンタクルはYES
という解釈でリーディングをすると説明をしていました。
おそらくトランプのスート(クラブ・スペード・ダイヤ・ハート)を使った占いから派生した考え方なのかな、と思いましたが、このようにスートでのYES・NOを判定する方法は初めて知りました。
このようなYES・NOをスートで分けるスプレッドがある、ってことを知ってしまうと、
正位置・逆位置で判断するスプレッドと、
スートでYES/NOを決めるスプレッド
果たしてどちらのほうが的中率があがるのか?
的中率が爆上がりする方法を見つけたかもしれない!!と、とても気になってきました。
YES/NOスプレッドの比較をやってみます!
まず、部屋にかかっていたカレンダーの日付をハサミで切って 1〜19までの数字の書かれた紙を作りました。そして下の画像のように、10より小さい数字1〜9の紙と、10より大きい数字11〜19のがそれぞれ9枚ずつになるようにしました。
その紙を混ぜ合わせ、裏返してシャッフルします。
その時、10の紙だけ横に避けておきます。
適当に混ざったところで10枚ほど裏返しに並べます。
これで、10より大きい数字9枚と、小さい数字9枚がランダムに並べられたと思います
そこにしっかりシャッフルしたタロットカードを並べます。
「裏返しの紙は10より大きいですか?」と質問して、
大きいならYES、小さいならNOのカードを出してもらうようにお願いします。
正位置と逆位置での展開と、スートでの解釈の場合の展開では、果たしてどちらが正解数が多いか、を試してみます!
1.正位置・逆位置でのYES・NOの展開
まずは使い慣れているYES・NOの判断方法を試してみました。
タロットカードをシャッフルする時に「10より大きい数字なら正位置、10より小さい数字なら逆位置で教えて下さい」とお願いしてカードを並べました。
10より大きい数字なのに逆位置だったり、10より小さい数字なのに正位置の場合はハズレです。
1回目。
10問中5問の正解。
確率的にはそのくらいのものでしょうか。
これじゃナンバーズが当たらないはずだ
2回目は7問正解!
こんな感じで3回ほど展開していきましたよ。
結果はこんな感じでした。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1回目 | x | x | o | o | o | x | o | x | o | x |
2回目 | o | o | x | o | o | x | o | o | o | x |
3回目 | o | x | o | o | o | x | x | o | x | o |
全体的には30問中18問正解。
私のYES・NOタロットの的中率は60%程度ということでした。
もしかしたらスートで占うほうが的中する確率があがるのでしょうか!?
次に期待です!
2.小アルカナのスートでのYES・NO展開
次に少アルカナのスートでのYES・NOスプレッドを試してみます。
ルールは、
・カップorペンタクルならYES
・ワンドorソードならNO
というものです。
シャッフルする時に「裏返しの紙は10より大きい数字ですか?」
「YESならカップかペンタクル、NOならワンドかソードを出して下さい」とお願いしました。
※判断がつかないので大アルカナは抜いています
ワンドかソードなら10より小さい数字、カップかペンタクルなら10より大きい数字であれば正解です。
1回目!!
10枚中8枚的中です!!
読み方に慣れてないので判定に時間がかかりましたが、的中率がとても良いです!
私にはスート占いが向いているのかと思ったのですが、、
その後は2回とも10枚中5枚の的中率でした。
全体の結果は下記の通りです。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1回目 | o | o | o | o | x | o | o | o | o | x |
2回目 | x | x | o | o | o | o | x | x | o | x |
3回目 | x | o | o | o | x | x | x | o | x | o |
終わってみると30枚中18枚の正解でした。
なんと、正逆位置での結果とまったく同じ的中率になってしまいました。
大きく差があったら、今度からはそっちのスプレッドを使おうと思って期待していたのですが、どちらも同じ結果になってしまいました。
こうなったら、もうひとつ試したいパターンをやってみます。
3.大アルカナは正逆で、小アルカナはスートで
「裏返しの紙は10より大きいですか?」という質問は変わらず、
「YESの場合は大アルカナなら正位置、少アルカナならカップかペンタクルで教えて下さい。
NOの場合は大アルカナなら逆位置で、小アルカナならワンドかソードで教えて下さい」
と、シャッフルする時に呪文のようにブツブツとタロットさんにお願いしました。
説明が長くてうんざりするかもしれませんが劇的に的中率があがる可能性もありますからね。
試してみましょう。
凄く判定しにくかったですが、一回目は6問正解。
二回目、三回目はどちらも5問正解でした。
結果的には、
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1回目 | x | x | o | o | o | x | o | x | o | o |
2回目 | x | o | o | o | o | x | x | x | x | o |
3回目 | x | o | o | o | x | x | x | x | o | o |
こんな感じで30問中16問の正解でした。
やっぱりルールを複雑にすると的中率が落ちた感じがしましたね。
それでも50%くらいは正解してくれています。
やっているうちに、うすうす感じていたこと
何回も同じ実験を繰り返しながら思っていたことがあります。
それは
「タロットカードをシャッフルする時にキチンとルールを説明すれば、結果は変わらないんじゃね?」ってこと。
どんな変なルールを設定しても、結局は自分とタロットカードとの信頼関係が大事なんじゃないかなと。
もし極端に正解率が落ちるようなら、タロットカードにちゃんとルール説明ができてないのかもしれない。
そんなことを思ったので、シャッフルの時にルールを説明せず同じように展開してみると、
みごとに正解率が20%程度に落ちてしまいました!!
結論!!
・タロットカードに状況を説明するのが超大事!!
・私のYES・NOタロットの的中率は60%!!
ますます精進致します。
お読みいただきありがとうございました!