ゲルマン共通ルーン２４文字（空白のルーンを含めると２５文字）のハガル／ハガラズについて調べてみました。
ルーン占いでハガルの意味は？
雹(ひょう)を象徴し破壊的な自然の力を表すルーン。
アクシデントや思わぬハプニングの意味を持つルーン文字でもあるようです。
ハガルを読み解くヒント
【ゲルマン読み】 ハガラズ（hagalaz）
【アルファベット】 H
【意味】トラブル、破壊、変化、アクシデント
ルーン占いでハガルが出た時の解釈
予想外の事が起こる
人間関係、恋愛、仕事のトラブル….突然、降ってくる雹のように予測ができない災いが起こることを暗示しています。
このルーンに出会った日にはとにかく心を落ち着けて
想定外の事が起こると覚悟していつでも対処できるように、心の準備をしておく事が大事なようです。
想定外のことが起こるかもと思いながら過ごすと案外冷静に対処できるかもしれません。
アクシデントに備える
もし何かの答えを知りたいときにこのルーン文字に出会ったのであれば、とにかく対策を考えましょう。もうすぐ台風がやってくるようです。その時に慌てて傘を買って来たってすぐに壊されるか飛ばされて意味がありません。
危険な場所や避難場所、避難に安全なルートを確認したり、庭やベランダの飛ばされそうなものも確認しなければいけません。食料や連絡手段、雨風を防げるレインウェアなども考えなければいけません。
※ガチの増水時に長靴はおすすめしません！！
とにかく考えられる対策をして、迫りくる波乱に備える…ってことが大切なようです。
思考的アドバイス
ハガル…
破壊と創造の兆候のルーン。
恐ろしいですね….
対策対策ってどうしたらいいんですかね….
こんな怖いルーンが出る可能性があるならルーン占いを敬遠したくなりますよね。。私が古代のルーン彫師なら、ネガティブなこのルーンをこっそり捨ててしまいそうですｗ
でもこのハガルは他のルーンと一緒に大事に伝え継がれてきました。それは、変化や災いを知ることがとても大事なことだからかもしれません。
ハガルに出会ったら、
・裏切られたりしないか？
・ほんとに信頼できる人か？
・資料に間違いがないか？
・日付や時間や場所の確認
・感情的になりすぎてないか？
・干渉しすぎてないか？
・免許書や保険証は持ったか？
などなど
考えられることを慎重に確認して行動してみてください。何か起こったらルーンのせいにしてショックを和らげられるかもしれませんし、何も起こらなかったらルーン占いが当たらなかったとホッとして幸せを噛み締められるかもですしね。
逆位置の場合は..
このルーンをひっくり返しても
見え方は同じですので、
逆位置は考慮しません。
破壊の影響
たとえば明日大粒の雹が降って、自分の家の屋根に穴が空き窓ガラスが割られるってことを予知したとしても、ホグワーツを守った先生達みたいにプロテゴの保護魔法を使えるわけじゃないので、安全な場所に避難したり、ブルーシートを買い置きしたり、窓ガラスにガムテープを貼ることくらいの対策しかできないと思います。
古代ゲルマン人に思いを馳せてみましょう。たとえば紀元前３０００年から栽培化されたとされるライムギ。そのライ麦畑に小粒のあられや大粒のひょうが天空より激しく落ちてくる。劣悪な環境や寒冷な気候に強いライ麦でもこの自然現象にはかなりの大ダメージを受けるのではないでしょうか。この天の猛攻撃に苦痛と怒りを感じるのではないでしょうか。または為す術なく混乱し恐怖するのではないでしょうか。
この冷たく厳しいルーン文字ハガルは、エルダーフサルク２４文字を８つずつ３グループに分けた、２つ目のグループ(Hagal’sAett)の最初のルーンです。個人を構成してきたグループから試練のグループに入ったようです。このグループでは人生で避けられない出来事や、人間にはコントロールできない影響を試され、挑戦と成長、そして発展できるように鍛えられます。その最初の試験がこのハガルのようです。
そしてハガルは９番目のルーンでもあります。９という数字は完全なパターンの完了や保護を示す特別な数字だそうです（北欧神話の偉大な世界樹の数も９つです）。このことからこのハガルの破壊には人間の浅はかな思考や計画を一掃し新しいステージへと導く、宇宙意思からの厳しくも母なる愛の慈悲なのかもしれません。
最後までお読み頂きありがとうございます！
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