ゲルマン共通ルーン24文字(空白のルーンを含めると25文字)のケン/ケナズについて調べてみました。
ルーン占いでケンの意味は?
松明の燃え盛る炎を象徴するルーン。
転じて熱や光明の意味を持つルーン文字でもあるようです。
ケンを読み解くヒント
【ゲルマン読み】 ケナズ(kenaz)
【アルファベット】 K
【意味】知恵、閃き、やる気、情熱
ルーン占いでケンが出た時の解釈
自分の情熱を大事にする
このルーンに出会った日には、未来は明るいと信じ積極的に行動を起こすことが大切なようです。
いままでしりごみしていた事もケンの後押しがあれば大丈夫です。あなたの情熱を燃やしたまま思い切って、新しい挑戦をしてみてください。
なかなか出来ない環境だったり成功する確率が低かったとしても、なぜやりたいのか?という自分のやる気をまずは優先してみてください。暗闇を呪うよりろうそくに火をつけるほうがいいってことですね!
新しいひらめきを感じる
もし何かの答えを知りたいときにこのルーン文字に出会ったのであれば、自分の中で起こるひらめきを大切に考えるといいようです。ケンはあなたの内なる情熱であり、暗闇を照らす光のエネルギーです。
あなたに新しいアイデアやインスピレーションを送ってくれています。洞窟を探検する冒険家のように
新しい発見に目を向けることが良い結果に繋がるかもしれません。
一人で考える時間をつくる
ケンは活発な交流が始まるとともに、瞑想したり熟考することにも最適なルーンだと言われています。
自分はこの人生で
何を探しているのか?
何を見つけたいのか?
何を照らしたいのか?
他人から何を学び、何を分かち合い、どんな未来を創造するのか?
お互いから学ぶことはないかと認識し理解するため、自分の洞窟の中をたいまつで照らしてみるといい時間が過ごせるかもしれません。
逆位置の場合は..
いつもは上手に出来ていたことでも、やる気が起こらなかったり、うっかりミスしたりパワーダウンしそうなとき。また急に熱が冷めたり、気持ちが過剰になりやすいので、今は冷静に落ち着いて考えることが重要です。今はそういう時期だと思ってゆっくりのんびり過ごしてみてくださいね。
熱と光明と
原始的な火を象徴するこのルーン文字は、同時に知恵のルーンでもあるといいます。火には、熱のエネルギーと光のエネルギーという2つの大事な要素があるからだそうです。
同じく原始的なエネルギーのである氷を表すルーン文字イス(|)を半分に砕いたような形のケンは、熱は変化を伴うってことを教えてくれています。
熱のエネルギーと言えばまず、たいまつや焚火などの人間だけにコントロールすることができる炎を思い浮かべます。人間の文明に大きな役割をもたらしましたが、取り扱いを間違えると制御不能になり全てを燃やし灰にしてしまう危険も孕んでいます。
そして受け継がれる生命の内なる火も熱のエネルギーです。これは体の熱を表し、人間も動物も母から子へと受け継がれ繋がっていきます。その体温が高ければ高熱で辛くなってしまうし、低ければ低体温で生命の危機となってしまいます。
光のエネルギーとは暗闇を照らす明かりのことです。暗闇から創造的なエネルギーを与える直感的なインスピレーションやメッセージももたらします。その光は、希望を見出す慈悲的な知恵や光明も象徴します。
知恵や光明には洞察力が必要です。それは他のルーンが与えてくれた経験や知識ではなく、その経験を通して理解し自分で答えを出した発想力のようなこと、なのだそうです。
その火のエネルギーであるケンは、情熱とひらめきを同時に与えてくれます。すでに自分の中に存在している内なる火種のことを、思い出させてくれるのかもしれません。
最後までお読み頂きありがとうございます!
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