ゲルマン共通ルーン24文字(空白のルーンを含めると25文字)のティール/テイワズについて調べてみました。
ルーン占いでティールの意味は?
北欧神話の偉大な天空神ティールを象徴するルーン。その勇ましい軍神ティールの姿から「戦士」の意味を持つルーンとしても知られています。
上向きの矢印のシンボル通り、火星の守護神であるギリシア神話のアレスと同一視されるローマ神話のマルスと同様に考えられます。
ティールを読み解くヒント

【ゲルマン読み】 テイワズ(tiwaz)
【アルファベット】 T
【意味】戦い、勝利、男性性、向上心、精神力
ルーン占いでティールが出た時の解釈
勇気をもって進む
さあ、先制攻撃のチャンス到来です。どこまでも高みを目指して勇気凛々、元気100倍でこちらから仕掛けるタイミングです。
恋愛でも仕事でもスポーツでも、ノリと勢いに任せて、イケイケモード全開で、ひらめいたら即行動。行動したら達成するまで、流れに乗って進みましょう。
勝負運も強いようなので、ギャンブルやくじに挑戦して運試しをしてみても面白いかもしれませんね!
弱い心に打ち克つ
このルーン文字に出会った時、あなたに戦える勇気と勝利のチャンスがあることを知らせています。
この機会に、あなたの苦手な分野、弱気になってしまう部分を磨いてください。大勢の前で話すことや思いついた企画を提案すること、料理や読書やSNSの配信、困っている同僚に声をかけてみたり、自分の甘えた心に負けないようにあえて面倒な事をして自分を鍛える時期でもあるようです。
あなたにもしヒーローのような人を守れる力があったら守りたいものはなんなのか、どうすれば守れるのか、なんてことを考えてみるのもいいかもしれません。
正義と情熱
戦いの神様ティールの後ろ盾があれば、勝利に向かって猪突猛進!!と、攻めてみたくなりますよね!?とはいえ、むやみに争ったり、無駄なトラブルに巻き込まれないようには気をつけてくださいね。
ティールは軍神と同時に正義の神様でもあります。自分勝手なワガママや自己都合の戦いにならぬよう、しっかり目標を定めて正しい心と熱い情熱を忘れず戦略を立てることも必要なようです。
逆位置の場合は..
やる気が空回りしやすい時です。急にやる気スイッチが切れたり、気力やメンタルが落ち込んだり。今はだれかとの議論は避けて、戦うべからず!パワーをセーブして省エネモードで。
変にストイックになってしまったりするかもしれないので、静かなところで深呼吸したり、好きなものを食べたり、ゆっくりリラックスしたり気分転換するといいのかも。
疲れたら無理せず休むことが今は大事なようですよ。
戦いと正義の神
このルーン文字ティールは、エルダーフサルク24文字を8つずつ3グループに分けた、最後のグループ(Tyr’s aettir)の最初のルーンのようです。個人を形成する世界を越え、さまざまな試験を越えて、最後のグループの最初の秘密が「勝利」。これは…「お前はなんのために戦うのか?」と試されているような気もしますね。。笑
古代の戦士は、この勇敢な神にあやかるためにこのルーン文字を剣や槍に彫り込んだり、戦士の体に入れ墨として入れたりしていたようです。また、法と正義の象徴でもあるので、シンボルを彫り込んだ木片を法定にお守りとして持ち込んだりしていたようです。
北欧神話の中にフェンリルという狼のような怪物を捕縛した際、自分の右手を犠牲にしたという逸話があり、戦士の右手というと…タロットカードのソードのエースの手は、もしやティール神なのかもと妄想が膨らみます。
このティールはゲルマン語の火曜日(Tuesday)の語源となっていて、神様の名前の響きが今も私達の生活の中に根付いているのです。

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