タロットカードは占星術とも関係が深く、カードに関した星座や惑星を意識してリーディングすると、的中の精度や予知力があがるともいわれています。
それぞれのカードに星座や惑星、エレメントなどが対応しているので、ひとまず、一般的に解釈されている対応表を作成しました。
タロットカードの占星術的要素
大アルカナの星座・惑星・要素
| 0. 愚者 | 風（エレメント） |
| 1. 魔術師 | 水星（惑星） |
| 2. 女教皇 | 月（惑星） |
| 3. 女帝 | 金星（惑星） |
| 4. 皇帝 | 牡羊座 |
| 5. 教皇 | 牡牛座 |
| 6. 恋人たち | 双子座 |
| 7. 戦車 | 蟹座 |
| 8. 力 | 獅子座 |
| 9. 隠者 | 乙女座 |
| 10. 運命の輪 | 木星（惑星） |
| 11. 正義 | 天秤座 |
| 12. 吊るされた男 | 水（エレメント） |
| 13. 死神 | 蠍座 |
| 14. 節制 | 射手座 |
| 15. 悪魔 | 山羊座 |
| 16. 塔 | 火星（惑星） |
| 17. 星 | 水瓶座 |
| 18. 月 | 魚座 |
| 19. 太陽 | 太陽（惑星） |
| 20. 審判 | 火（エレメント） |
| 21. 世界 | 土星（惑星） |
小アルカナの占星術の対応
小アルカナの2,3,4のカードは活動宮である牡羊座・蟹座・天秤座・山羊座に対応し、5,6,7の数札は獅子座・蠍座・水瓶座・牡牛座に対応しています。そして8,9,10のカードは射手座・魚座・双子座・乙女座に対応しています。
| 小アルカナ | 2,3,4 | 5,6,7 | 8,9,10 |
|---|---|---|---|
| （活動宮） | （固定宮） | （柔軟宮） | |
| ワンド/火 | 牡羊座 | 獅子座 | 射手座 |
| カップ/水 | 蟹座 | 蠍座 | 魚座 |
| ソード/風 | 天秤座 | 水瓶座 | 双子座 |
| ペンタクル/地 | 山羊座 | 牡牛座 | 乙女座 |
ワンドの星座とエレメント
タロットカードのワンド/棍棒は、西洋占星術での火のエレメントに対応していますので、火の要素を持つ星座である、おひつじ座・しし座・いて座に対応しています。
| ワンドの2 | 牡羊座 |
| ワンドの3 | |
| ワンドの4 | |
| ワンドの5 | 獅子座 |
| ワンドの6 | |
| ワンドの7 | |
| ワンドの8 | 射手座 |
| ワンドの9 | |
| ワンドの10 | |
| ワンドのペイジ | 火（エレメント） |
| ワンドのナイト | 牡羊座 |
| ワンドのクイーン | 射手座 |
| ワンドのキング | 獅子座 |
カップの星座とエレメント
タロットカードの聖杯/カップは、西洋占星術での水のエレメントに対応していますので、水の要素を持つ星座である、かに座・さそり座・うお座に対応しています。
| カップの2 | 蟹座 |
| カップの3 | |
| カップの4 | |
| カップの5 | 蠍座 |
| カップの6 | |
| カップの7 | |
| カップの8 | 魚座 |
| カップの9 | |
| カップの10 | |
| カップのペイジ | 水（エレメント） |
| カップのナイト | 蟹座 |
| カップのクイーン | 魚座 |
| カップのキング | 蠍座 |
ソードの星座とエレメント
タロットカードの剣/ソードは、西洋占星術での風のエレメントに対応していますので、風の要素を持つ星座である、ふたご座・てんびん座・みずがめ座に対応しています。
| ソードの2 | 天秤座 |
| ソードの3 | |
| ソードの4 | |
| ソードの5 | 水瓶座 |
| ソードの6 | |
| ソードの7 | |
| ソードの8 | 双子座 |
| ソードの9 | |
| ソードの10 | |
| ソードのペイジ | 風（エレメント） |
| ソードのナイト | 天秤座 |
| ソードのクイーン | 双子座 |
| ソードのキング | 水瓶座 |
ペンタクルの星座とエレメント
タロットカードの護符/ペンタクルは、西洋占星術での地のエレメントに対応していますので、地の要素を持つ星座である、おうし座・おとめ座・やぎ座に対応しています。
| ペンタクルの2 | 山羊座 |
| ペンタクルの3 | |
| ペンタクルの4 | |
| ペンタクルの5 | 牡牛座 |
| ペンタクルの6 | |
| ペンタクルの7 | |
| ペンタクルの8 | 乙女座 |
| ペンタクルの9 | |
| ペンタクルの10 | |
| ペンタクルのペイジ | 地（エレメント） |
| ペンタクルのナイト | 山羊座 |
| ペンタクルのクイーン | 乙女座 |
| ペンタクルのキング | 牡牛座 |
星座ごとに対応するタロットカードの解説
ここからは、星座（サイン）と対応するカードの解説をしていきます！
牡羊座/Aries
二区分：男性性
クオリティ：活動宮
エレメント：火の宮（ワンドに対応）
ルーラー/守護星：火星
エグザルテーション：太陽
コンセプト：行動、挑戦、自己表現
純粋な情熱で人生を切り開き、想像していくエネルギーを持っている牡羊座のサイン。１２星座の始まりのこのサインは、（他者の存在を考慮することなく）自分のために、自分らしく、自分という「個」を表現したいという衝動を持っています。タロットカードでは、権威や強いリーダーシップを表す「皇帝」のカードや、さらなる高みを目指し意欲的に動くワンドの２・３・４のカードが対応しています。
牡牛座
二区分：女性性
クオリティ：固定宮
エレメント：地の宮（ペンタクルに対応）
ルーラー/守護星：金星
エグザルテーション：月
コンセプト：安定、所有、地道な努力
牡牛座は１２星座の中で固定された「地」のエレメントという属性を持ち「最も動きが遅い」サインともいわれることも多いですが、美しく着飾り、鑑賞することや食べることを楽しむマイペースでエレガントなサインでもあります。また、維持や継続、本当に価値があるのか本質的な判断をする欲求とも関連を持ってます。タロットカードでは、モラルや道徳心などの秩序を象徴する「教皇」のカードや、困難、相互関係、成長などを表すペンタクルの５・６・７のカードが対応しています。
双子座
二区分：男性性
クオリティ：柔軟宮
エレメント：風の宮（ソードに対応）
ルーラー/守護星：水星
エグザルテーション：なし
コンセプト：知識、好奇心、コミュニケーション
１２星座の中で最も好奇心が強いともいわれている双子座のサインは、観察し、情報を集め、探求し理解し、意見を交換することを求めています。タロットでは、ときめきや快楽、調和を象徴する大アルカナ「恋人」のカードが対応しています。しかし小アルカナでは、孤立、苦悶、終わりなど、（ときめきや快楽とは無縁そうな）全体的に暗い意味を持つソードの８・９・１０のカードが対応しています。
蟹座
二区分：女性性
クオリティ：活動宮
エレメント：水の宮（カップに対応）
ルーラー/守護星：月
エグザルテーション：木星
コンセプト：家庭、感情的につながる、イマジネーション
家族を守る強い意志を持つ蟹座のサインは、他者を保護し養育することとも関連しています。また蟹座は、満ち欠けを繰り返す月のように変幻自在で繊細な感受性も備えています。このサインには、スフィンクスを従えパレードを飾る山車に乗っている大アルカナ「戦車」のカードが対応しています。小アルカナでは、愛を分かち合い、喜びを共有し、疑念を抱いているようなカップの２・３・４のカードが対応しています。
獅子座
二区分：男性性
クオリティ：固定宮
エレメント：火の宮（ワンドに対応）
ルーラー/守護星：太陽
エグザルテーション：なし
コンセプト：誇り、陽気、称賛される
ルーラーに太陽を持っている獅子座のサインは、自分自身を表現し、称賛され、輝くことを求めるエネルギーを持っています。気前が良く寛大で、他人の注目を集め、承認されることに喜びを覚えるようです。大アルカナでは、自分の欲望や本能を手なずけ、他者の心を愛を持って動かすというような「力」のカードが対応しています。また、小アルカナは、闘争・勝利・さらなる高みを目指す意味を持つ、ワンドの５・６・７のカードが対応しています。
乙女座
二区分：女性性
クオリティ：柔軟宮
エレメント：地の宮（ペンタクルに対応）
ルーラー/守護星：水星
エグザルテーション：水星
コンセプト：分析、几帳面、完成させる
完成させ、終わる形を作るため、順応し変化していく過程や段階に携わることに関心を持つ乙女座のサインは、感情よりも理性を優先させるクールな一面も持っています。タロットカードでは、自分の内面と孤独に向き合う思慮深い老人「隠者」のカードが、小アルカナでは、修行・達成・完成を意味するペンタクルの８・９・１０のカードが対応しています。
天秤座
二区分：男性性
クオリティ：活動宮
エレメント：風の宮（ソードに対応）
ルーラー/守護星：金星
エグザルテーション：土星
コンセプト：美、協力関係、調和
てんびん座は、他者のことを「自分のような個から構成された集団である」と最初に認識するサインだといわれています。自分と違う他者がいる世界を認め、自分と他者がお互いに影響を及ぼし合っていることを感じています。タロット大アルカナでは、ものごとを中立・公正に判断する天秤を持つ「正義」のカードが対応し、小アルカナでは、葛藤・悲しみ・休息を意味するソードの２・３・４のカードが対応しています。
蠍座
二区分：女性性
クオリティ：固定宮
エレメント：水の宮（カップに対応）
ルーラー/守護星：火星（現代では冥王星）
エグザルテーション：なし
コンセプト：応用、変容、死と再生
蠍座は、てんびん座で感じた「他者」とのさらに深い体験を求めるサインです。それは自分という個人の感覚を忘れるほどの結びつきを求めているといわれています。タロットカード、大アルカナでも「死と再生」という同じコンセプトを持つ「死神」のカードが蠍座を表しています。小アルカナでは、喪失・浄化・幻想を意味する、カップの５・６・７のカードが対応しています。
射手座
二区分：男性性
クオリティ：柔軟宮
エレメント：火の宮（ワンドに対応）
ルーラー/守護星：木星
エグザルテーション：なし
コンセプト：楽観的、哲学・真実への探求
射手座は１２星座の中で、「人間としての共同体」を最初に意識するサインといわれています。社会的な構造や領域で、自分個人の役割について探求し始めるのですが、基本的に楽観的で開放的な性質で、「なんとかなる」と乗り切ることが多いようです。大アルカナでは、別々の液体を混ぜ合わせ、新しいものを生み出している「節制」のカードが、小アルカナでは、変化・抵抗・重圧を意味するワンドの８・９・１０のカードが対応しています。
山羊座
二区分：女性性
クオリティ：活動宮
エレメント：地の宮（ペンタクルに対応）
ルーラー/守護星：土星
エグザルテーション：火星
コンセプト：現実、社会、責任
山羊座は、社会全体を守り、統制していく構造に関わっていこうとするサインです。射手座で探求した「社会」の法則を理解し、より現実的なマニュアルを作っていこうと考えるます。真面目にこつこつと社会に貢献し、その報酬や評価から自分という個を定義してきます。タロットカードでは、欲求や欲望に支配され堕落しそうな心を表す「悪魔」のカードが対応しています（悪魔の姿がヤギっぽいですね）。小アルカナでは、適応・成果・所有を意味するペンタクルの２・３・４が対応しています。
水瓶座
二区分：男性性
クオリティ：固定宮
エレメント：風の宮（ソードに対応）
ルーラー/守護星：土星（現代では天王星）
エグザルテーション：なし
コンセプト：集団の意志の中での個人の理解
「常識にとらわれない」「破天荒」などと言われることの多い水瓶座のサインですが、山羊座で完成させた「ルール」を安全で快適に機能しているかを見定め、集団の役にたっていない慣習や、個の自由を制限したりするようなルールを新しく書き換えたい衝動を持っているサインでもあります。タロットの大アルカナでは、希望やチャンスを意味する「星」のカード、小アルカナでは、策略・移動・不正を意味するようなソードの５・６・７が対応しています。
魚座
二区分：女性性
クオリティ：柔軟宮
エレメント：水の宮（カップに対応）
ルーラー/守護星：木星（現代では海王星）
エグザルテーション：金星
コンセプト：潜在意識、霊的なつながり、奉仕
１２星座最後のサイン、魚座。繊細で優しく、いつも相手のことを思い合って、無条件の愛を表現する不思議な魅力を持っています。このサインは、最終的な集団との完全な融合を目指し、新たな始まりに備えるような欲求と霊的エネルギーを持っています。大アルカナでは、神秘的な心の反映や不安を象徴する「月」のカードで、小アルカナでは、変化・幸運・達成を意味する、カップの８・９・１０のカードが対応しています。
※星座対応表の補足①
タロットカードに星座や惑星、エレメントを対応させるのには、様々な意見がありますが、上の一覧にある大アルカナは「地」の要素を用いない教義に従いました。
小アルカナのスートには、ワンド＝火、カップ＝水、ソード＝空気/風、ペンタクル＝地 の要素を対応させています。ですので、それぞれのエースのカードと宮廷カードのペイジは、そのスートのエレメントを表しているという解釈で表示させています。
このコートカードの解釈には、占い師さんによってばらつきがありますので、次の補足で解説します。
※星座対応表の補足②
コートカードの対応は簡易的に、ナイトを活動宮、クイーンを柔軟宮、キングを固定宮で表示しています。しかし、三区分の振り分けがそれぞれ違ったり、「２つの要素を持つ」との教義を取っていたり、「火地風水のエレメントに対応する」といったさまざまな考えがあり、占者によって大きく設定が違います。
たとえば、三区分の違いの一例を表すと、
| コートカード例① | クイーン | ナイト | キング |
|---|---|---|---|
| （活動宮） | （固定宮） | （柔軟宮） | |
| ワンド/火 | 牡羊座 | 獅子座 | 射手座 |
| カップ/水 | 蟹座 | 蠍座 | 魚座 |
| ソード/風 | 天秤座 | 水瓶座 | 双子座 |
| ペンタクル/地 | 山羊座 | 牡牛座 | 乙女座 |
| コートカード例② | クイーン | キング | ナイト |
|---|---|---|---|
| （活動宮） | （固定宮） | （柔軟宮） | |
| ワンド/火 | 牡羊座 | 獅子座 | 射手座 |
| カップ/水 | 蟹座 | 蠍座 | 魚座 |
| ソード/風 | 天秤座 | 水瓶座 | 双子座 |
| ペンタクル/地 | 山羊座 | 牡牛座 | 乙女座 |
このように活動、固定、柔軟の設定が違うと、そもそも対応する星座が大きく変わってきます。コートカードの対応には、火地風水の四要素の組み合わせでリーディングするか、自分の納得のいく組み合わせを考えるのがよさそうです。
※星座対応表の補足③
タロットカードを占星術に対応させる時、大アルカナに古典的な占星術で認められている７惑星のみを対応させています。天王星、海王星、冥王星のトランスサタニアンと呼ばれる惑星を用いないのは、この７惑星が望遠鏡を使わずに見ることができる惑星となっているからです。
そしてこの７惑星は、私達になじみのある曜日とも深く関連しています。
| 惑星 | 土星 | 木星 | 火星 | 太陽 | 金星 | 水星 | 月 |
| 周期 | 29年 | 12年 | 2年 | 1年 | 7ヶ月 | 3ヶ月 | 28日 |
| 曜日 | 土曜日 | 木曜日 | 火曜日 | 日曜日 | 金曜日 | 水曜日 | 月曜日 |
上の表は、７惑星を最も遅く動く土星を先頭にして、遅い順に並べています。この順番はカルディアンオーダーと呼ばれており、古典的な古代の天文学や占星術を起源としています。
曜日に当てはめるときは、今日支配している惑星から３つ早い惑星が、次の日を支配する惑星となります。たとえば、今日が木星に支配された木曜日なら、明日はそこから３つ右に進んだ金曜日となります。
ややこしいですね！
占星術がお好きな方であればご存知だと思うのですが、デーカン（星座を３等分にした区切り）の守護星であるフェイスの並びも“土→木→火→太陽→金→水→月”の古典的な順番になっています。
| 活動宮 | 固定宮 | 柔軟宮 | 活動宮 | 固定宮 | 柔軟宮 | 活動宮 | 固定宮 | 柔軟宮 | 活動宮 | 固定宮 | 柔軟宮 | ||||||||||||||||||||||||
| 火 | 地 | 風 | 水 | 火 | 地 | 風 | 水 | 火 | 地 | 風 | 水 | ||||||||||||||||||||||||
| 牡羊座 | 牡牛座 | 双子座 | 蟹座 | 獅子座 | 乙女座 | 天秤座 | 蠍座 | 射手座 | 山羊座 | 水瓶座 | 魚座 | ||||||||||||||||||||||||
| ワンド | ペンタクル | ソード | カップ | ワンド | ペンタクル | ソード | カップ | ワンド | ペンタクル | ソード | カップ | ||||||||||||||||||||||||
| 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
| 火星 | 太陽 | 金星 | 水星 | 月 | 土星 | 木星 | 火星 | 太陽 | 金星 | 水星 | 月 | 土星 | 木星 | 火星 | 太陽 | 金星 | 水星 | 月 | 土星 | 木星 | 火星 | 太陽 | 金星 | 水星 | 月 | 土星 | 木星 | 火星 | 太陽 | 金星 | 水星 | 月 | 土星 | 木星 | 火星 |
そして、この守護星（フェース・フェイス）も小アルカナ各スートの２〜１０のカードに対応しています。たとえばソードの８なら、「柔軟宮の風の要素を持つ双子座」が「木星に支配された状態」ともいえると思います。
そう考えると、洞察力とコミュ力を持つ双子座が、木星の加護を受け、調子良く世渡りをしていたが、気を使いすぎたのか、いつのまにか疲れ果て、精神的に身動きが取れなくなってしまった状態、とも読み取ることができますね！
喋り疲れたのでしょうか…
双子座の第１デイク（5/22〜6/1生まれ)の方は心配性さんが多いみたいなので、ほどよく休憩してくださいね！
※星座対応表の補足④
星座ことに対応するタロットカードの解説の中で、ルーラーとエグザルテーションのみを表示しました。伝統的な占星術におけるエッセンシャル・ディグニティであるルーラーシップ（ハウス）、エグザルテーション、トリプリシティ、ターム、フェースなどの知識や、ディビリティであるデトリメント、フォールなどのサインや惑星を、複数カードでのリーディングに応用すると、より深い解釈ができるかもしれません。
しかし、そこまで占星術的な解釈に寄ってしまうと、より高い知識や複雑な読み方が必要になり、タロットの即興的な自由度の高さが損なわれてしまうような気もします。ですので、星座（サイン）を支配する守護星とも言われるルーラーと、サインを高揚させるエグザルテーション（イグザルテーション）のみを表示しました。