ゲルマン共通ルーン24文字(空白のルーンを含めると25文字)のエオロー/アルジズについて調べてみました。
ルーン占いでエオローの意味は?
保護や防御を象徴するルーン。群れで行動する大鹿の立派な角や仲間を守るために大きく広げた手を表現したような表意文字から、友情の意味を持つルーン文字でもあるようです。
エオローを読み解くヒント

【ゲルマン読み】 アルジズ(algiz)
【アルファベット】 Z
【意味】友情や仲間、保護、平和
ルーン占いでがエオローが出た時の解釈
仲間を意識する
一人で何かをするよりも周りに声をかけてみんなでやるべき時。仲間を信頼して助けを求めて、自分にも何か手伝えることはないか探して、声を掛け合って、困った時は助け合って嬉しいことは分かち合って。
このルーンに出会ったときは、とにかく周りを巻き込む、みんなで協力する、人を集めて知恵を借りるなんてことが重要だそうです。
守りを固める
もし何かの答えを知りたいときにこのルーン文字に出会ったのであれば、共同作業するということが必要なのだそうですが、攻めるより守ることがポイントになるそうです。
仲間を集めて共に戦うというよりも物事が円滑にいくように協力者を集める穏便に話し合うといったことが大切だと教えてくれているようです。
オフェンスよりディフェンスを考えて動くことが必要なのかもしれません。
同じマインドの人を探す
居心地の良い友人、声を聴くと安心できる先生、厳しいが信頼できる先輩無条件に守ってくれる恋人
、なんとなく波長があう人や同じ価値観を持っている人。おなじ目標に向けて頑張っているライバルやいろんな経験を乗り越えた家族や上司たち。
ネットや書籍の中にもあなたの気持ちを落ち着かせよい流れに導いてくれる出会いがありそうですよあなたのまわりにあなたの守護者がきっといるはずです。
逆位置の場合は..
思うように通じない。仲間との意思疎通が上手くいかない。エオローの逆位置でこのお知らせを受けたら、無理にコミュニケーションを図ろうとしても逆効果になるかもしれません。
疎外感を感じたり意地悪や悪口を言われてると感じても、無理に戦ったり挽回しようとしないで。
いつもよりも一人で頑張ってしまいそうなので、独りよがりになってトラブルを起こしてしまわないか冷静に判断して下さいね。
重要な保護魔法
このエオロー/アルギスのルーン文字は、白鳥を連想する図像から北欧神話のヴァルキリーを象徴し最強の保護ルーンとしても考えられているようでした。
ヴァルキリーとはドイツ語でワルキューレと呼ばれ、「戦死者を運ぶ者」として北欧神話に登場します。戦場において死者と生者を選ぶ半神の女性のグルーブで、死んだ戦士の半分をオーディンの待つ死者の館まで運ぶのが役目でした。
美しく勇敢なヴァルキリーにあやかってか、エオローのシンボルは古代より魔よけや保護呪文として使用されていたそうです。
そして、このルーン文字に多く共通しているキーワードは「友情」や「仲間と助け合う」という人間的で精神的な横の繋がりや信頼関係のこと。
上に三本伸びるこのシンボルマーク、授業中に具合が悪そうな子を見つけた学級委員長が「先生、○○ちゃんを保健室に連れて行ってきます」と、ピシッと上げた頼もしい手にも見えてきましたw。

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