人生においてマンネリは強敵です。
どんな恋愛上級者にもやって来ます。
「敵を知り己を知れば百戦危うからず」
マンネリを知り、
自分の状況を知れば
必ず乗り越えられます。
マンネリ(マンネリズム)という言葉は、マニエラという「手法」や「様式」を表す言葉を由来とした16世紀〜17世紀の盛期ルネサンス期〜バロック期のヨーロッパの芸術様式を表すマニエリスムという美術用語から派生した言葉のようで”惰性的で型にはまった手法や、独創性や新鮮味がないこと”を意味します。
こんな状況ではないですか?
最近、可愛いと言われなくなった。
・ラインや電話の回数が減った
・意見が合わなくなってきた
・デートにわくわくしない
・見た目に手抜きをしている
・スキンシップが減った
・他の人が気になりだした
ひとつでも感じていたら”マンネリ”はもう、すぐそこまで来ています。
占い師として関わらせてもらう相談の中で1番多いのは、やはり恋愛関係です。その中でも「彼の気持ちが分かりません」「彼の今の気持ちが知りたい」というお悩みがとても多いです。彼の気持ちを知りたいと思えるのは彼に愛されたいから。彼の愛を感じたいから。
でもマンネリになっている皆さまに
「彼の気持ちを占いましょうか?」
と言っても
「別に知りたくない」
とお断りされると思います(笑)。
お互いに飽きがきてしまい、興味や好奇心を失っている状態なのだと思います。
このままだと情はあるが愛情はないという状態になってしまいそうですね。
マンネリ対策
①まずは認識する
1番大切なことは、2人でマンネリを認識するということです。
今の状態になってしまったのはどちらかが悪いわけではありません。
「マンネリ」というカップル最大の的に、2人の絆が攻撃されているという状況なのです。
2人のどちらも悪くありません。
悪いのはマンネリという存在です。
それを知り、2人で立ち向かおうと決めることが出来れば、マンネリに打ち勝ったようなものです。
その話し合いや確認をしなければ、洋服や化粧にお金をかけて最高の美人さんになって彼の前に現れたとしても、いつもと違うデートコースに変えたとしても、昔のように楽しく優しい彼にときめくのは難しいと思います。
おしゃれな格好をしてお洒落なスポットに行って喧嘩をしてしまう、なんて最悪の状況になりかねません。
まず、マンネリという妖怪がいること。
その存在のせいで飽きがきてしまうのは仕方がないことだとお互いに認めることが大切です。
しかし「私達って最近マンネリだよね?」と不安を打ち明けるのはとても勇気がいると思いますので、妖怪マンネリについての記事を書きましたので、彼にリンク先の記事を見せて
「こんなのいるんだって!気をつけようね!」と共有してみてくださいね(妖怪はフィクションです^^)。
そうやって共通の敵を作ることで共に戦う仲間意識を新たに生み出しましょう。
②いつもとは違う場所でデートをする..その時に

マンネリ対策で良く言われるのは環境を変えること。
でもそれで仲良くなれるのなら苦労はしませんよね。
いつもと違う場所に行くのはとても良いのですが、行く場所を探す時からマンネリ対策は始まっています。
「いつもとは違う環境で遊ぼう」
と提案をしたら、ルールを決めて約束をしましょう。
その約束とは”絶対ケンカしないこと”です。
付き合い始めの頃は、少しくらい違和感を感じても許せたことが、今は些細なことでも許せなくなっているかと思います。
ですので、絶対ケンカはしないでおこうと2人で約束してください。
そして彼の希望も聞いてあげてください。
マンネリ中の方は時間的・金銭的に余裕がなくてイライラしている方もいらっしゃいます。
今月は「遊ぶ余裕がなくてどこにも行きたくない」と思っているかもしれませんので、マンネリを退治するデートの場所を下記を参考にして一緒に相談してください。
- 2人で予算を決める
- 移動手段を決める
- 高級感か自然デートか
- ゆっくりするか早めに帰ってくるか
- 見たい物や食べたい物を言い合う
絶対ケンカをせずにここまで決められたらもうすでに楽しみになりますよね!
間違っても優しく接してくれようとしている彼に「気持ち悪い」とか言ったらだめですからね!
ビリヤードやダーツバーなんかで新しい一緒に出来る趣味を見つけに行っても素敵だと思います。
③接触を減らす
マンネリ状態を脱却するためには、これまでの行動を変えなければいけません。
ご夫婦の場合や同棲している場合はお互いの距離感が近すぎて、マンネリを過ぎて倦怠期になってしまっているのかもしれません。
そのような場合は、適度な距離感を探るために一緒に過ごす時間を減らすのが有効なようです。
逆に一緒にいる時間は、なるべく手を繋いだりハグしたりと、スキンシップを多く取るようにして下さい。
妖怪マンネリは相手の行動を責めるような考えばかりを植え付けてきます。
本当の自分はどうして欲しかったのかどうしてあげたかったのか、そのためにはどうしたら良かったのかをゆっくり考える時間を作ってみて下さい。
④日常に感謝する
つまらない日常。本来、何も起こらない平和な日常はとても幸せなハズです。
交際期間が長くなりお互いに遠慮がなくなると、相手や2人の関係性に感謝を忘れてしまいます。
出会った頃の2人を思い出して、一緒に過ごせている当たり前の日常に感謝するようにしてみてください。
私達は同じ毎日に幸せを感じたり、つまらないと不満を言ったりしながら生きていく生き物なのだと思います。
古代の文字にもそのような日常を忘れないための戒めの文字があります
・日常の感謝を表すルーン文字のダエグ
⑤2人だけの思い出を巡る

交際記念日に初めてデートに行った場所を巡ったり、付き合い始めと同じシチュエーションで告白のセリフを再現してみるのもおすすめです。
相手を大事にしようと思っていたあの頃の感情を新鮮に思い出せるように、フレッシュな自分達を演じてみると楽しいと思います。
初めてお家デートした時ごっことか、男性は照れてなかなかやってくれませんが(笑)
好きな飲み物を用意して2人で撮った写真を見返す時間を作るのも良いと思います。
2人の思い出を巡ってリラックスしていると「あの時はこう思っていた」とか「今はもっとこうして欲しい」とか、本音をトゲのない優しい気持ちで話せると思います。
感情的にならないように、穏やかに話しあって絆を深めて下さい。
まとめ
マンネリをしていたとしても、あなたのことを大切に思っていることに変わりはありませんので、いつもと違う香水を付けたり、少しセクシーな下着を着けたり、思いっきり甘えてみたり、思いっきり甘やかしてあげたり、彼の幸せな表情を見て、あなたの無邪気な笑顔を見せてあげて、また彼を惚れ直させましょう。
このマンネリを乗り越えると2人の絆はさらに強くなっていくことでしょう。

最後までお読み頂きありがとうございます!