恋愛の倦怠期は『妖怪まんねり』の仕業?プロが教える、愛を喰らわれないための心の鍛錬法

絵巻表紙 開運ラボ

妖怪マンネリは実在した!?

絵巻の景色

まんねり(間憂練/マウネリ/mauneri)
妖怪まんねり(間憂練)は人間のみずみずしく新鮮な感情を好み、スポーツや習い事を始めた人や、恋人と過ごす時に感じる胸の高鳴りや心のときめきを察知し、その感情を少しづつ啜るように食べ始ます。

まんねりに感情を喰べられた人間は、探究心や向上心を失い、興味を失くしたように惰性で物事に取り組み始めます。これはタロットでいうと、「動いていない」のではなく、動かなくても成立してしまっている状態に近いかもしれません。

小さい体でゆっくりと感情を吸っているまんねりは、徐々に体が薄くなり最終的に感情を吸いつくすと透明になって消えてしまうといわれてます。

反復する学習や繰り返しのパターンが大好きなので、同じようなパターンの繰り返しをしていると知らない間にそばに寄ってきていることが多いようです。

まんねりの数は100億とも60兆ともいわれており、全人類の人口(80億人)より多いため、どんなに愛し合っているカップルの間にも例外なく存在すると考えられています。

妖怪まんねり
パイプのような物で感情を吸い込む-まうねり-

昔、和尚さんが憂鬱そうに味噌を練っていた小僧と味噌との間に、小僧の感情を啜っている妖怪を見つけたことから「間憂練(まうねり)」と呼ばれ、それが転じて”まんねり”と呼ばれるようになったといわれています。

現代では連日同じように通勤・通学する人の後ろや、付き合ったばかりでういういしいカップルの間に佇んでいるのを目撃されています。

表情は柔和で臆病なため人を不幸にしたり攻撃を加えてくるようなことはないですが、愛のある人に対しても冷たい態度をとるようになってしまうので、すれ違いが増えたり、喧嘩が多くなったりして結果的に恋人達を破局に導く原因となってしまいます

お決まりやお約束など、形式化された行動を取る人を好みますが、修行僧や武士のように日々鍛錬している人間には近づかないため、強い精神力を持つことでマンネリを打破することができます

倦怠期に表れる「妖怪」の正体

実はこの「妖怪・間憂練(まうねり)」の物語は、私たちが心理学で「心理的順応」と呼ぶ、慣れによって刺激を感じなくなる心のメカニズムを可視化したものです。

タロットにおいても、退屈や不満を表す「カップの4」のカードには、差し出された新しいチャンス(聖杯)に気づかず、腕を組んで目を閉じている人物が描かれています。これこそが、まさに妖怪に感情を啜られ、心の鮮度を失いかけている状態と言えるでしょう。

カップの4の開運解説
カップの4解説

妖怪に姿を消させる方法は、実はとてもシンプルです。それは「今、ここ」にある幸せに意識を向け、昨日とは違う小さな変化を楽しむこと。タロットを引く時も、いつもの解釈に安住せず、新しい風を吹き込む「魔術師」のような好奇心を持ち続けることが、間憂練に対する最強の結界となります。

あなたの隣にいる大切な人、そしてあなた自身の瑞々しい感性を、この小さな妖怪に明け渡してしまわないように。日々の小さな「鍛錬」を、今日から一緒に始めてみませんか?

※このお話はフィクションであり実在の人物や団体との関係はありません