【ペンタクルのエースの意味・解釈】継続するチャンス到来

ペンタクルのエースの開運解説 ペンタクル解説

ペンタクルのエースが象徴するキーワード

正位置:新たな機会、資源、豊かさ、安定、経済的または職業的機会

逆位置:チャンスを逃す、不足、欠陥、不安定、ケチ、計画性および先見性の欠如

ペンタクルのエースの解説・解釈

ペンタクルのエースのカードには、他のスートのエースカードと同じように、雲の中から現れた謎の手が描かれています。手の平を上に向け、大きなコイン/ペンタクルを優しく乗せていて、その金貨のような護符の表面には五芒星が刻まれています。それは、この物質的な富や資産、新しいビジネスチャンスを受け取る機会の訪れを示唆しています。

手の下には、豊穣、成長、繁栄のオーラを感じさせるように、白い百合や緑の豊かな庭園があり、キャリアプランや経済的な野望を実現させるのに絶好のタイミングであることを示しています。ペンタクルのエースは、この機会が最も豊かな状態にある間に最大限に活用するよう促しています。

ペンタクルのエースから学ぶ【ぶっとび考察】

ペンタクルのエースのイメージ

タロットカードの大アルカナは運命や転機、人生で避けられない出来事や重要な学び、精神的成長など大きなテーマや課題を象徴し、小アルカナは日常の小さな選択や小さな出来事など現実的な人間関係や課題を象徴しているといわれています。

だからこそ小アルカナの1枚1枚を大切に読み解き、日常に潜む小さな気づきを大切にしたいと感じます。

私が小アルカナ「ペンタクルのエース」から学んだ、ぶっとんだ「毎日にそっと寄り添う、小さな魔法」をお伝えします。

ペンタクルのエースの世界が示すもの

占気ユウ
占気ユウ

みなさま、こんにちは!

日常を好転させるタロット占いをしていますユウと申します。今日は、小アルカナの中で「現実の種」を表すカード、ペンタクルのエースをテーマに、「小アルカナの知恵を実践する」ということについて一緒に考えていきたいと思います。

タロットにおいて「エース」はすべての始まり、純粋なエネルギーの象徴です。その中でもペンタクルのエースは「物質的な豊かさ」「現実的な成功」など、地のエレメントが持つ純粋な力を示しています。

物質的・現実的に豊かなエネルギーを使い、ペンタクルに触れた人を現実的な目標へと向かわせ、着実な努力を続けようとするようなステージにいます。

上の画像の通り、Aceのカードは何か新しいことを始めるのに最適な時期であることを示していて、その中でもペンタクルのエースは、貯金を始める、投資をする、スキルアップを目指す、健康的な習慣を身につける、など、物質・現実的な形で現れるエネルギーです。

ウォルト・ディズニーの4つのCと「継続」

さて、ここで少し視点を変えて、「ウォルト・ディズニーが言った、成功するための大切な4つのC」という話をしたいと思います。

ウォルト・ディズニーは、夢を叶えるために大切な4つのCとして、「Curiosity(好奇心)、Confidence(自信)、Courage(勇気)、Constancy(継続)」を挙げました。

この4つのCをスートのエネルギーに振り分けてみると、この、ソードのエースが持つエネルギーは、4つのCのうちの「継続」に結びつけることができると思います。

どんなに素晴らしいアイデアがあっても、それを続けなければ形にならないからです。ペンタクルのエースは、まさにその「始まりの種」を表しているのではないでしょうか。

ペンタクルのエースと「継続」の力

以前、ペンタクルのエレメントが持つパワーを簡単に言語化したことがありました。その時、ペンタクルのエネルギーは「しっかり、コツコツ」というエネルギーじゃないかと考察しました。

ペンタクルは、タロットカードの中でも物質的な豊かさや安定、現実的な成果を示すカードです。このペンタクルのエースのカードは、まさにその「始まりの種」を表しているのではないでしょうか。

成功の種を育てるという考え方

ペンタクルのエースが出たときは、新しいチャンスや可能性のチャンス到来の象徴だといわれています。ですがそれは、手にした瞬間にすぐ成功だと気が付くような場合は少なく、植物を育てる時に種を蒔き、丁寧に水をやり、日光を与えるように、適切な手順を踏みながら育んでいくようなエネルギーとなります。

夢や目標を持つことは誰にでもできますが、それを形にするために必要な努力を継続的に続けることが重要となります。ペンタクルのエースは「一歩を踏み出すだけでなく、継続することで本当の成果を得られる」と教えてくれているのではないでしょうか。

小さな積み重ねが未来を作る

成功している人の多くは、「継続の力」を知っています。スポーツ選手は毎日トレーニングを続けることで成果を出しますし、芸術家も何度も作品を作り続けることで自分のスタイルを確立していきます。

これは、どんな分野にも共通することだと思います。「今日は気が乗らないからやめておこう」と思う日もあるかもしれません。しかし、その一日を積み重ね続けることで、未来を変えられるようになると思います。

継続するために意識したいこと

とはいえ、「継続する」と口で言うのは簡単ですが、実際に行動に移すのは難しいかもしれません。そこで、いくつか具体的な行動のヒントを提案したいと思います。

習慣を身につけるまでには平均60日ほどかかると言われています。一度や二度の挑戦でうまくいかなくても、続けることが大切なのだと思います。新しい行動を意識的に続けることで、それが当たり前の習慣になり、自然と継続できるようになるのではないでしょうか。

  • 小さな目標を立てる→ いきなり大きな成果を目指すのではなく、毎日できる小さな目標を決めると続けやすいと思います。
  • 習慣化の仕組みを作る→ 習慣が定着するまでの60日間を意識し、決まった時間や環境で行うことで、無理なく続けられるのではないでしょうか。
  • 進んだ道のりを振り返る→ 「昨日より少しでも成長している」と実感できれば、モチベーションも維持しやすいと思います。

まとめ

ペンタクルのエースは、成功の可能性を秘めた種を示すカードです。しかし、それを花開かせるためには「継続」が必要不可欠となります。

くらげさん
くらげさん

変わらずにいることはとても難しいことです

技術の変わり、人の心もころころ変わっていきます。その中で、道具ややり方が変わっていっても「理想に近づく」という最終目標に向かって、こつこつ努力を続けることの大切さを、このカードは伝えているのではないかと思います。

一度始めたことを信じて続けることは、確実に未来の糧となります。ペンタクルのエースに出会った時は、焦らず、一歩ずつ積み重ねることが、本当の成功につながるのだと思います。

小アルカナから学ぶ【未来を変える、小さな魔法】

小アルカナは、日常生活や具体的な状況を象徴するカードだからこそ、私たちの身近な出来事や感情に深く寄り添ってくれる存在だと思います。

派手さや目を引く象徴性では大アルカナに譲る部分があるかもしれませんが、小アルカナの中に隠された、私たちの日々の選択や課題を丁寧にリーディングすることで、その中に秘められたメッセージや可能性を見つけることができると信じています。

私もこれまで、悩みを相談して「大丈夫だよ」や「なんとかなるよ」と言ってもらうと、その瞬間は心の支えになることがありました。しかし、具体的にどう行動すればいいのかは分からず、結局は立ち止まったままでいる自分に気づくことも多くありました。そんな中で、タロットカードの世界の解釈に触れ、少しずつ楽に生きられるような考えが出来るようになりました。

不思議なことに、考え方を変えることで私たちの運命も大きく変わります。

無理なく自分らしい見せ方や立ち振舞いを知ることで、自然と人が寄ってきたり、運が良くなることもあります。どんな困難があっても、無理をせず「大丈夫、なんとかなる」と思えるようになる。それこそが、まさに「日常をやさしく変える小さな魔力」です。そんな技術をお伝えしたいと思っています。

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