大人にも訪れる「イヤイヤ期」|人間関係がぎくしゃくするときの心理と対処法

大人イヤイヤ期の話 マンネリ対策

最近恋人が冷たい。
優しかった先輩が厳しい。
後輩が反抗的になった。
仲良しの友達から批判される。

どう考えても理由が分からないのに、人との関係が急にぎくしゃくし始めることってありませんか?

もしかすると、それ
大人イヤイヤ期の到来
なのかもしれません。

慣れて飽きて反抗期が来る?大人のイヤイヤ期とは

子どもの成長期に現れる「イヤイヤ期」は有名ですが、実は大人にも似たような心理の波があります。

イヤイヤ期とは

イヤイヤ期とは2歳前後の子どもの自己主張が激しくなり、何に対しても「イヤ」「自分でやる」とぐずったり泣き叫んだりと主張し始める時期。大人は疲れたり困ったりしてしまいますが、自我が芽生え、成長していく過程で子どもの発達に大切な時期のようです。


実は、この「自己主張の芽生え」は大人にも形を変えて訪れることがあります。一定の関係性や環境に慣れた頃、無意識のうちに「同じパターンに飽きてしまう」状態です。

職場で、学校で、家庭で、恋愛でも、「なんだか最近、反抗的」「相手にイラッとする(される)」その感情は、大人版のイヤイヤ期かもしれません。

これは関係が悪化しているわけではなく、「慣れ」と「成長」が同時に訪れている」段階なのです。

実際に起きた「大人イヤイヤ期」の職場エピソード

ある日、新人のスタッフにデザインをお願いしたときのこと。従順だった新人さんが反抗的な態度をとるようになってきた時のこと。
彼女は何がしたいとか自分の意志もあまり話さない少し気の弱い新人さん。

そう、新人だと思っていたんです。

ある日、いつものように、次のイベントで使うポスターの文字と画像の入れ替えを、入社3年目のスタッフにお願いしました。

彼女はおとなし性格で、「何がしたい」とか自分の意志もあまり話さない少し気の弱い方でした。

夕方、ポスターを確認すると、ポスターの文字が、どう見ても小さい。
ショッピングモールに掲示するポスターなので、「ご高齢のお客様が遠くからでも見やすいように、文字は大きめで」とこれまで何度も伝えてきたのに、また小さいのです。

「なぜ?」と思って尋ねると、彼女はこう答えました。

なんか分かんないです

詳しく聞いてみると、「言われたことをただこなすのがつまらない」そうで。

その反抗期の娘のような態度を見て、思い当たったのは魔の2歳児・3歳児なんて言われる、成長の過程で到来するイヤイヤ期

もしかしたら大人でも関係なく、人間って2年〜3年くらい一緒にいる人に反抗したくなるように本能的に初期設定されているのかも!?と思いました。

最終的に、彼女のデザインのままポスターを印刷し、モールに提出しました。
張り出されたポスターを一緒に見に行くと、彼女が言いました。

「…..文字、ちっさいっすね」

だから言ったのに(笑)。
でもその瞬間、彼女の中で、経験が実感に変わったように見えました。

大人イヤイヤ期は、成長のサイン

ある程度の信頼関係を築いている、親しい人との間に、この大人のイヤイヤ期は訪れるような気がします。もちろん、大好きな恋人との間にも、「イヤイヤ期やマンネリ」は、必ず来ると覚悟していたほうが良いと思います。

・なんでも決めてくれるところが好きだったのに「わがまま」に思えてきたり。

・干渉しないのが居心地が良かったのに「自分に興味を持ってくれてないのかも」と不安になったり。

・仕事に趣味に没頭する姿がカッコよくて応援したいと思っていたのに、すれちがいの時間が寂しくなってしまったり。

話し方やデートの場所にまで不満を感じてきたりと、大好きだったはずなのに、嫌なところが目につくようになる時期は来てしまいます。

これは、裏を返せば、信頼関係が築かれた証拠でもあります。
心が安定しているからこそ、相手に「もっと分かってほしい」という新しい欲求が出てくるのです。

イヤイヤ期の乗り越え方|否定せず「流す」が正解

大人イヤイヤ期に入った相手や自分に気づいたら、まずやるべきことは「否定しない」こと。

相手の反抗 → 成長のサイン

◆自分のモヤモヤ → 次のステージへの準備

子どものイヤイヤ期と同じように、感情を押さえつけず、静かにやり過ごすことが大切です。大喧嘩や別れ話に発展させるより、「今はこういう時期」と受け止める方が関係は長持ちします。

「大人のイヤイヤ期」に適切に対応することは、「マンネリ」を未然に防ぎ、関係性をより良いものに「リニューアル」していくためのカギになると言えます。10年後、「あのときの違和感があったから、今がある」と笑える日がきっと来るでしょう。

まとめ|イヤイヤ期は人間関係のリニューアル期

大人の関係にも、「イヤイヤ期」が来る。そうであれば、あとは人間のシステムとの闘いです。

イヤイヤ期が来たら、慌てず焦らず、「成長している証拠」だと、自分の感情も相手の感情も、否定せずに認めて受け止めてみてください。(子供のイヤイヤ期も、感情を認めながら、共感してあげることが大事だと言います)

もしかすると、その小さな反抗の先に、これまでより深くて自由な関係が待っているかもしれません。

ユウ
ユウ

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